パーとは、各ホールで想定される基準打数です。パー4なら4打、パー5なら5打でホールアウトすると「パー」と呼びます。パーより1打少なければバーディー、1打多ければボギーです。
R&Aの公式定義を基礎に、初心者がスコアと攻略へどう使うかを整理します。
パーはホールごとの基準打数
パー3・4・5の違い
一般にパー3は短いホール、パー4は中距離、パー5は長いホールですが、単純な距離だけでなく、地形や設計を踏まえて設定されます。ティーの位置によって距離やパーが異なる場合もあるため、当日のスコアカードを確認します。
| ホール | パー | 考え方の例 |
|---|---|---|
| パー3 | 3 | ティーショット+2パット |
| パー4 | 4 | 2打でグリーン付近+2パット |
| パー5 | 5 | 3打でグリーン付近+2パット |
パーとの差で呼び方が変わる
パー4を3打ならバーディー、4打ならパー、5打ならボギー、6打ならダブルボギーです。名称は実際の打数だけでは決まらず、そのホールのパーとの差で決まります。
同じ5打でも意味は違う
パー3で5打ならダブルボギー、パー4ならボギー、パー5ならパーです。テレビ中継のスコア表示が「-1」「+2」となるのは、合計打数ではなくパーとの差を示しているためです。
初心者はパーを絶対目標にしない
パーを毎ホールの合格点にすると、難しい位置から無理にグリーンを狙い、大きなミスにつながることがあります。最初はパー4を6打で回る、3パットを減らすなど、自分の基準を置く方が改善点を見つけやすくなります。
自分に合う数値は初心者のスコア目安で確認し、他人の平均だけで決めないようにします。
パーをコース攻略に使う方法
パーは「何打でどこまで進むか」を考える目安です。パー4でティーショットが乱れたら、2打目で無理にグリーンを狙わず、3打目を打ちやすい場所へ運ぶ選択もあります。結果としてボギーで収まれば、危険な一打を避けた価値があります。
番手ごとのキャリーを把握したい場合は自分の飛距離表の作り方が役立ちます。
スコアカードでの確認
各ホールには通常、ホール番号、距離、パー、ハンディキャップナンバーなどが表示されます。自分の打数を書き、パーとの差を丸や四角で表す方法もありますが、記号は仲間内の慣習で違うため、最初は数字を正確に書くことを優先します。
記入の順番はスコアカードの書き方、全体の数え方はゴルフスコア完全ガイドで確認できます。
よくある誤解
- パーは初心者にも必須の合格点ではない
- 同じ打数でもホールのパーで呼び方が変わる
- 距離が短いだけで簡単とは限らない
- パーとの差とグロスの合計は別の表示方法である
パーは他人と比べて落ち込むための数字ではなく、ホールをどう分割して進むかを考える基準です。